2019年4月17日水曜日

AIひろしが「超未婚社会」を分析

4月13日二放送されたNHKの「AIにきいてみた」シリーズ第4回目のテーマは「超未婚社会」でした。
現在日本の婚姻率は過去最低といわれています。男性の4人に一人、女性の7人に一人は生涯独身という状況。どうしてそのような状況に陥ったのか?という問いに対して、日本人約20万人の消費生活や行動を4000以上の質問によって聞いた膨大なデーターをAIが分析。興味深い番組でした。

これまで、男性の収入の不安定化や、女性の社会進出、保育所問題などが未婚化の原因と考えれられてきましたが、交際相手がいる人を対象とした分析では、交際が成立する人と不成立の人との違いは何なのかについて、意外な要素が導き出されていました!

最近結婚をした人に、健康に不安を感じていた人が多いことや、脳卒中患者の割合が高い県が婚姻率が高いことから、
「不健康な人の方が交際が成立しやすい」という結果が導き出されていました。
人生のリスクを感じている人の方が結婚に至りやすいとすれば、
雇用不安が結婚を減らしているのではなく、経済的な不安が結婚に結びつく場合があり、
実際出生率を回復させた国の男性失業率は高いというデータも飛び出し、
これまでの常識が覆るような話が次々と出てきました。

「家電量販店によく行く人が交際成立しやすい」
一見???ですが、家電量販店に置いてある家電はファミリー向けのものが多く、無意識に結婚を想像し、意識するようになるというのです。
家電量販店は意識変革装置の役割をしており、家電量販店に限らず、将来の生活を考える場所に行くことが意識を変えるきっかけになるのかもしれませんね。

その他、婚活先進県愛媛でのマッチングサービスにおいて、
おしゃれを封印して、服を隠した状態でイベントを行ったところ、マッチング率が43%になったという話もありました。
ファッションセンスなどの見た目から入るのではなく、中身を重視したと方がマッチングしやすいということなのでしょうか。

婚活をされている方、結婚について考えている方・・・AIが導き出した結果をどうご覧になりますか?